エフエム上越 JCVへ事業譲渡を検討
2021年02月05日 14:28更新 上越妙高タウン情報

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上越市は第3セクターのコミュニティ ラジオ放送「エフエム上越」について、経営不振を理由にJCV上越ケーブルビジョンに事業を譲渡する方向で検討していることが分かりました。

これは4日に開かれた上越市議会総務常任委員協議会で報告されました。それによりますと、エフエム上越は、経営不振が続き、今年度の売上げは去年12月末時点でおよそ2400万円、前の年の同じ時期より644万円減りました。純利益はおよそ380万円の赤字となっています。

市によりますと、コロナ禍で広告収入が前の年よりおよそ70%減ったことなどが影響したということです。また累積欠損が3500万円を超えています。

市では経営不振の状況をふまえ、このままでは経営改善が見込めないと判断し、民間企業への譲渡を検討してきました。

協議会では、上越ケーブルビジョンを事業の譲渡先として、協議を進めていることが報告されました。市の説明では、譲渡は無償でJCVが負債を引き継がないことを条件に話し合っているということです。

協議会では譲渡した後も、エフエム上越の防災ラジオとしての機能が維持されるよう
体制を整えてほしいという声がありました。

譲渡については、今月19日に開かれるエフエム上越の臨時株主総会で、会社の清算とあわせ、決議されるということです。

エフエム上越は21年前の平成11年に設立され、上越市が資本金の51%を出資する第3セクターです。


上越市、エフエム上越を無償譲渡
4月JCVに 赤字経営続き
2021/02/05 16:02 新潟日報

新潟県上越市は4日、同市の第三セクターでコミュニティーラジオ局の「エフエム上越」を4月1日付で「上越ケーブルビジョン」(JCV・上越市)に無償譲渡する方針を明らかにした。市は譲渡後も災害時の緊急放送や地域情報の発信を継続するため、JCVと協定を結ぶとしている。

4日の市議会総務常任委員協議会で説明した。JCVはケーブルテレビ事業のほか、妙高市でコミュニティーラジオ局「FMみょうこう」も運営している。

エフエム上越は赤字体質の経営が続き、昨年12月末時点で累積欠損金が3515万円に上っている。同社単独での経営健全化が困難な状況であることから、上越市は昨年からJCVと譲渡に向けた協議を進めていた。

市によると、JCV側は将来的にFMみょうこうと周波数を統合し、同一内容の放送を行うことも検討するとしている。

協議会で市の八木智学総務管理部長は「JCVは自前の情報収集も行っており、一体的な運営で市民へのサービス向上にもつながる」と話した。

譲渡は2月19日の臨時株主総会で議決する予定。エフエム上越は1999年の設立。資本金は5千万円で、上越市の出資割合は51%。




かなり早いうちに「FMみょうこう」78.5MHzに一本化されそう。
両局共、番組配給元が「ミュージックバード」だし。
https://musicbird.jp/cfm/

FMといえば、昨年6月、県域局の「FMPORT」の閉局もあり、またもや・・。