知事選投票用紙 各自治体に発送
05月17日 12時04分 NHK
今月24日に告示される県知事選挙を前に、県選挙管理委員会は17日、すべての自治体に投票用紙を発送しました。

米山前知事の辞職に伴う県知事選挙は、今月24日に告示され来月10日に投票が行われます。
これを前に、県選挙管理委員会は17日、あわせて30のすべての自治体に投票用紙を発送し、新潟市の東区役所には午前9時半すぎに届き、職員が台車に乗せて運び込んでいました。

ことし3月1日時点の有権者の数は、おととし10月の知事選より7090人少ない193万6960人で、17日は、知事選と同じ日に投票が行われる県議会議員の補欠選挙の投票用紙も発送され、間違いを防ぐため、知事選は赤い字で、補欠選挙は黒い字で印刷されています。

投票用紙は地域別に発送され、17日中にすべての自治体に届けられます。

県選挙管理委員会の大田正信書記長は「誤りが許されないので、正確でミスのない選挙事務を行っていきたい」と話していました。


新潟知事選
構図固まる 自公推薦の花角英世氏が出馬表明
毎日新聞2018年5月15日 21時11分(最終更新 5月15日 22時03分)
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新潟県の米山隆一前知事の辞職に伴う知事選(24日告示、6月10日投開票)で、前海上保安庁次長で元副知事の花角英世氏(59)が15日、無所属で立候補すると正式に表明した。自民、公明両党が支援する。立憲民主党など野党6党・会派は、既に出馬表明している池田千賀子県議(57)を支援するため、与野党の対決構図が固まった。来年夏の参院選に向けた共闘態勢の試金石となる。【竹内望、堀祐馬】

「前知事が突然辞任し、漂流しかねない状況だ。多くの深刻な課題に直面しており、知恵を出し合い解決する環境を作っていきたい」

花角氏は県庁での記者会見で出馬理由を説明。焦点となっている東京電力柏崎刈羽原発の再稼働については、県独自の安全性検証作業の「結果を待つ必要がある」と述べるにとどめた。自公両党は2016年知事選で推薦した候補が野党推薦候補に敗れただけに、花角氏を全面支援して雪辱を期したい考えだ。

花角氏は自民党の二階俊博幹事長が運輸相時代の秘書官。二階氏は国会内での記者会見で「万全を期し、当選のために党は全力を尽くしてやっていきたい」と強調した。

今年は国政選挙の予定がない。森友・加計問題などで内閣支持率が低下する中、与野党対決の知事選は政権の勢いを占うバロメーターになる。同党の吉田博美参院幹事長は14日の党役員会で、「参院選につながる極めて重要な選挙」と訴えた。

ただ、県連側は党派色を薄めた「県民党」で幅広い支援を得たい面もあり、党本部と思惑がすれ違う。塚田一郎県連会長は15日、塩谷立選対委員長と会談したが、推薦は求めず、党としての対応決定を先送りした。

一方、野党は立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の5党と衆院会派「無所属の会」が足並みをそろえ、池田氏を野党統一候補と位置付けた。社民党は15日、早々に池田氏の推薦を決定した。

野党系は16年参院選新潟選挙区でも勝利。自由党の小沢一郎共同代表は15日の会見で「前の参院選や知事選でまとまって協力して勝利したわけだから、今度もその方向で臨む」と強調した。共闘の成果を知事選で引き継ぎ、参院選へとつなぎたい考えだ。野党6党・会派の国対委員長らは15日に会談し、そろって応援に入ることを確認した。


米山隆一氏の文春砲の結末が知事選挙。
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